【新唐人2017年1月25日】
中国政府が再びネット規制の強化に乗り出しました。工業・情報化省はこのほど当局の許可なく仮想プライベートネットワーク（VPN）回線の構築や借用を禁じる通知を出しました。VPNは中国ネットユーザーがネット規制をかいくぐってサイトに接続する手段であり、中国のネット利用者はおよそヨーロッパの総人口に相当する７億３１００万人に達しています。また、中国に駐在する多くの外国企業も業務遂行にVPNを利用しているため、今回の規制強化は物議を醸しています。昨年、米国商工会議所はホワイトハウスに手紙を出し、VPNが禁止されれば、中国市場における米国ICT産業に対し「重大なマイナスの影響を及ぼす」として、中国政府と話し合うよう求めていました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com.tw/b5/20170124/video/188986.html（中国語）
（翻訳/白白 映像編集/李）
